独首相、防衛費の継続的な増加を表明 NATO目標達成にコミット
[ベルリン 4日 ロイター] – ドイツのメルケル首相とフォンデアライエン国防相は4日、防衛費を継続的に増加させる方針を示した。ドイツはこれまで何年にもわたり防衛費を削減しており、米国を含む他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国から不満が出ている。
メルケル首相は議員に対し、これまでに計画された防衛費の増加を歓迎するとしながらも、ドイツの防衛費の対国内総生産(GDP)比率は他の国と比べると「明らかに十分ではない」との考えを示した。
こうした遅れを取り戻すために、メルケル首相とフォンデアライエン国防相は2024年までに防衛費の対GDP比率を1.5%に引き上げることを確約。同比率をNATOが目標に掲げる2%に将来的に引き上げることに引き続きコミットしていると述べた。
関連記事
台北101を見下ろす中国軍ドローン。
中国軍「ここまで来ている」?
実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている