米ロ首脳会談で核兵器大幅削減を協議の意向、米大統領が表明

[チェッカーズ(英国)/モスクワ 13日 ロイター] – トランプ米大統領は13日、フィンランドのヘルシンキで来週16日に行うプーチン・ロシア大統領との会談で、核兵器の大幅削減について協議すると述べた。

訪英中のトランプ大統領はロンドン郊外の首相別荘(チェッカーズ)で、「核兵器は世界最大の問題となっている。核兵器を大幅に削減、理想的には撤廃できるのなら、当然(プーチン大統領との会談で)取り上げたい」と述べた。

トランプ大統領がプーチン大統領との会談でどの核兵器に関する条約について取り上げるのか具体的には明らかにしていないが、両首脳は新戦略兵器削減条約(新START)のほか、中距離核戦力(INF)廃棄条約について協議する可能性があるとみられている。

▶ 続きを読む
関連記事
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。
ロシアはウクライナによるプーチン大統領別邸への攻撃を主張し、和平交渉の立場を再検討すると表明。対するゼレンスキー氏は捏造だと反論した。トランプ次期米大統領が仲裁に動く中、領土や安全保障を巡る火種が燻っている