マティス米国防長官、米ロ国防相会談に前向き=関係筋

[ワシントン 17日 ロイター] – 米当局者が明らかにしたところによると、マティス米国防長官は2015年以来となる米ロ国防相会談に前向きな姿勢を示している。

トランプ米大統領は16日にロシアのプーチン大統領と会談し、両国の関係改善を図る姿勢を打ち出したが、2016年米大統領選への介入疑惑について強く追求しなかったため、国内では批判が噴出した。

マティス国防長官とロシアのショイグ国防相の会談が実現すれば、米ロ間のハイレベルの対話が深まることになる。

米当局者2人はロイターに対し、マティス長官が会談に前向きだと語った。ただ、長官が直接会談あるいは電話会談を積極的に要請しているとの見方は示唆しなかった。

米国防総省はコメントを控え、ロシアから会談への招待は受けていないとした。

マティス長官はロシアに批判的だが、同国との対話に公には反対していない。

ショイグ国防相は米国に批判的で、先週イタリアの新聞に対し、ロシアは米国の「新植民地主義戦略」に一貫して対抗すると述べている。

元米当局者によると、オバマ政権下で国防長官を務めたチャック・ヘーゲル氏とアッシュ・カーター氏はショイグ国防相との有意義な対話を模索したが、時間の無駄という結論に至ったという。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。