対米投資審査厳格化で合意、国防権限法案に盛り込み=下院議員

[ワシントン 19日 ロイター] – 米上院と下院がそれぞれ可決した、海外勢による対米投資の審査を厳格化する法案について、国防権限法(NDAA)案に盛り込むことで合意がまとまった。下院で法案を主導した共和党のロバート・ピッティンジャー下院議員の事務所が19日に明らかにした。

審査の厳格化は外国資本による米企業の買収や株式取得を安全保障面から審査する対米外国投資委員会(CFIUS)の権限を強化する措置で、中国企業による米ハイテク企業買収を巡る懸念にも対応する。

ピッティンジャー議員は「対米投資審査のプロセスを大幅に改善することで、米国独自の軍民両用技術が守られる」と述べた。法案の修正内容の詳細には言及しなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国共産党による圧力や反発が強まる中でも、日本の国会議員が相次いで台湾を訪問し、日台の交流や連携を深める動きが […]
台北101を見下ろす中国軍ドローン。 中国軍「ここまで来ている」? 実際に使われたのは、台湾側が公開している固定カメラ映像
今回の防衛予算計画について、日本の小泉進次郎防衛大臣は強い口調で説明した。 小泉進次郎防衛大臣「日本を取り巻く […]
トランプ米大統領:「諸君が想像する通り、我々は非常に困難な問題をいくつか抱えている。ネタニヤフ首相はおそらく、 […]
中国共産党軍は台湾周辺で大規模軍事演習「正義使命-2025」を実施し、30日、台湾海峡周辺海域に向けてロケット弾27発を発射した。