米メキシコ首脳が電話会談、不法移民対策など協議

[メキシコ市 3日 ロイター] – メキシコのロペスオブラドール次期大統領は3日、トランプ米大統領と電話会談を行い、不法移民削減に向け、メキシコと中米の経済を発展させることについて協議したと明らかにした。

メキシコ、米国、カナダの3カ国は30日遅く、新たな貿易協定、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)で合意した。ロペスオブラドール氏は、新協定について、経済を巡る確実性を高め投資を促進する「好ましい合意」と評価している。

ロペスオブラドール氏は、移民対策として中米とメキシコの開発支援するため、「次の措置」について話し合ったとし、トランプ氏は、経済発展が不法移民抑制につながるとの考えに同意しているようだ、とコメントした。

また、数日以内に外相に指名しているエブラルド氏を含め、次期政権の代表団を米国に派遣すると明らかにした。

トランプ氏はツイッターにロペスオブラドール氏との会談について、「素晴らしい電話だった。私たちは前向きに協力する」と投稿した。

ロペスオブラドール氏は、大統領就任式には、米国からトランプ氏ではなくペンス副大統領が出席すると明らかにした。

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。