米メキシコ首脳が電話会談、不法移民対策など協議

2018/10/04
更新: 2018/10/04

[メキシコ市 3日 ロイター] – メキシコのロペスオブラドール次期大統領は3日、トランプ米大統領と電話会談を行い、不法移民削減に向け、メキシコと中米の経済を発展させることについて協議したと明らかにした。

メキシコ、米国、カナダの3カ国は30日遅く、新たな貿易協定、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)で合意した。ロペスオブラドール氏は、新協定について、経済を巡る確実性を高め投資を促進する「好ましい合意」と評価している。

ロペスオブラドール氏は、移民対策として中米とメキシコの開発支援するため、「次の措置」について話し合ったとし、トランプ氏は、経済発展が不法移民抑制につながるとの考えに同意しているようだ、とコメントした。

また、数日以内に外相に指名しているエブラルド氏を含め、次期政権の代表団を米国に派遣すると明らかにした。

トランプ氏はツイッターにロペスオブラドール氏との会談について、「素晴らしい電話だった。私たちは前向きに協力する」と投稿した。

ロペスオブラドール氏は、大統領就任式には、米国からトランプ氏ではなくペンス副大統領が出席すると明らかにした。

Reuters
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