IWCから脱退決定、来年7月に商業捕鯨再開へ=菅官房長官

[東京 26日 ロイター] – 菅義偉官房長官は26日午前の会見で、国際捕鯨委員会(IWC)から脱退することを決定し、来年7月から商業捕鯨を再開すると述べた。

菅官房長官は、鯨類資源の保護を優先する国々と持続的利用を求める国々との共存を模索してきたが、今年9月のIWC総会での議論を踏まえ「共存が不可能であることが明らかになった」と指摘。来年7月から、日本の領海・排他的経済水域に限定して商業捕鯨を再開すると述べた。

菅官房長官によると、今回の脱退決定は、25日に閣議決定された。また、IWCへの脱退通知は、年内に行うとした。

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