中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は7日、米政府が各政府機関に対して通達した同社製品の使用禁止令は米国憲法に違反するとして、米政府を提訴したと発表した(WANG ZHAO/AFP/Getty Images)

ファーウェイの米政府提訴 中国ネットユーザー「西側の偉大さを証明」

中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)は7日、米政府が各政府機関に対して通達した同社製品の使用禁止令は米国憲法に違反するとして、米政府を提訴したと発表した。米メディアは、ファーウェイの米政府への提訴は、西側社会と共産党政権の根本的な違いを反映したと指摘した。中国のネットユーザーは、ファーウェイの提訴は「逆に米国の偉大さを裏付けた」とコメントした。

ファーウェイは現在、同社広報要員の募集で外国人記者向けに求人を出している。また、米の複数の新聞紙に広告を掲載し、ツイッターの公式アカウントでも積極的に発信し、米の法律を批判するキャンペーンを展開している。

ブルームバーグのコラムニスト、ティム・クルーパン(Tim Culpan)氏は10日の記事で、「皮肉にも、中国国内では中国当局を提訴できる海外の団体は一つもない」と批判した。

▶ 続きを読む
関連記事
中国のファーウェイ系EVで異常動作。「開く(後ろへ倒して)」と指示した座席は逆に前へ倒す動きを始め、子供を挟みかけた。父親が「止まれ!」と何度叫んでもシステムは反応せず、中国SNSで「危なすぎる」と波紋が広がっている
中国AI「豆包」で、歴史上の大統領を検索すると人気俳優の画像が表示される騒動が発生。有料化直後だっただけに、「これで課金?」と批判が広がり、中国SNSでトレンド入り
中共系企業が提供する安価な5G通信網。その裏では、各国を技術・資金・インフラ面で依存させる「シリコン・カーテン」が広がっている。ファーウェイ問題や一帯一路を通じて進む「デジタル属国化」の実態を分析する
最近、中国版のTikTok、抖音(ドウイン)では「深夜の造反」と呼ばれる現象が現れている。市民が隠喩的な文章で、特定の時間帯に中国共産党への不満を投稿している。
中国石油タンカーが今週、ホルムズ海峡の入り口付近でイラン軍の攻撃を受けた。イラン戦争勃発以来初めて。中共当局は中国船と認めず、専門家からは、当局が事件の影響を抑えようとしている可能性があると指摘