ロシア疑惑で多くが不正や背信に手染めた=トランプ米大統領

[ワシントン 25日 ロイター] – トランプ米大統領は25日、ロシアの大統領選干渉疑惑を巡り多くの人々が不正や背信行為に手を染めたと批判した。

トランプ氏は記者団に対し「捜査の終結を喜んでいる」とする一方「もっと早く終結していればと思う。多くの人々が目にあまる不正行為や国家に対する背信行為を行った」と語った。

具体的な人名には触れなかったものの、議会で偽証した人が大勢いるとし、「彼らはなぜ調べを受けないのか」とただした。ロシア疑惑を巡るモラー特別検察官の捜査については立派だったとした。

バー米司法長官は24日、2016年米大統領選へのロシア介入疑惑を巡る捜査でモラー氏がトランプ陣営とロシアの共謀を認定しなかったと明らかにした。長官はまた、トランプ大統領は捜査の過程で司法妨害を行わなかったと断定した。

関連記事
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。