川面に魚の死骸の帯 中国企業の石油採掘が原因か=カザフスタン
「汚い河に浮かぶおびただしい量の魚の死骸が浮かんでいた」Nursultan Taumanさんは、ウラル川のほとりを散歩した時に見た光景に衝撃を受けた。
カザフスタン西部アティラウ州を流れ、カスピ海につながるウラル川。現地メディア・Tengriニュースの報道によると、2018年12月以降、ウラル川の岸辺には120トンもの魚の死骸が漂着している。近くにある中国の石油企業と鉱業企業が原因だという。
Tengriニュースは、一帯一路の重要地域であるカザフスタンだが、このたびのウラル川の魚の大量死は「氷山の一角」であり、中国投資による生態系への打撃は広範囲に及ぶと報じた。
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