米中通商交渉「妥結すると思う」=ラガルドIMF専務理事

[ビバリー・ヒルズ 29日 ロイター] – ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事は29日、国際経済会議「ミルケン会議」の席で、米中通商交渉が妥結すると思うかとの質問に「そう思う」と回答した。

ムニューシン財務長官は29日放映されたFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、あと2回の交渉で米中が合意できることを望んでいると語った。

ラガルド氏は、第1・四半期の米実質国内総生産(GDP)が前期比年率で3.2%成長と堅調だったことに安心する向きもあるかもしれないとする一方、経済が健全であると断定するのは時期尚早で、より多くのデータを確認する必要があると述べた。

またインフレ率はおおむね抑制されているが、こうした状況は「かなり不可解」と指摘、原油価格の値上がりなどを背景に物価圧力は今後「段階的かつ緩やか」に強まっていくと予想した。

専務理事職の続投については「いろいろな選択肢を検討している」とした。ラガルド氏は2021年に任期満了を迎える。

*内容を追加しました。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。