カナダ首相、中国の輸入規制強化を懸念 習国家主席と会談も
[オタワ 6日 ロイター] – カナダのトルドー首相は6日、中国がカナダからの輸入品への規制強化を拡大することを懸念しており、月末に大阪で開催されるG20(20カ国・地域)首脳会議で中国の習近平国家主席と会談する可能性があると語った。
中国はこれまでに、カナダから輸入するキャノーラ(菜種)に害虫が見つかったとして、対中輸出を認めないことを決定。また、カナダ産の食肉および食肉製品に対する検査を強化する方針を示している。
ノルマンディー上陸作戦決行日「Dデー」の75周年記念式典出席のため当地を訪れているトルドー首相は「中国のキャノーラに対する対応や、今後実施される可能性のある措置を懸念している」と語った。
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。