米、F35計画からトルコ除外へ S400導入警戒=国防長官代行
[ワシントン/イスタンブール 7日 ロイター] – シャナハン米国防長官代行は7日、ロシア製の地対空ミサイルシステム「S400」を導入する方針のトルコに対し、トルコと北大西洋条約機構(NATO)の関係に亀裂が走りかねないと警告した上で、米国の最新鋭ステルス戦闘機「F35」関連計画からトルコを除外する方針を表明した。
長官代行はトルコ側に宛てた書簡の中で、当初年内に予定していた34人のトルコ人パイロットを対象としたF35の訓練を取りやめるとした上で、「トルコに対するF35の技能修練要件はなくなった」と述べた。同時にトルコはまだS400に関する方針を変更できるとして導入見送りを促した。
トルコリラは対ドル<TRYTOM=D3> <TRY=>で一時1.5%値下がりした。
関連記事
香港の大火災を悼む掲示が大学で封鎖され、学生会は事実上の解散扱いに。追悼すら囲われる沈黙の圧力が、いま大学キャンパスにも広がっている。
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した。
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。
新疆では、かつて漢人の比率は5%未満だったが、中共政府の大規模な移民政策で現在ではウイグル人を上回る勢いで増加。習近平政権は力による民族同化へと政策を転換し、ウイグル文化そのものの排除へと踏み込んだ。「日本も他人事ではない」
ニュージーランドで、台湾独立支持を巡る中傷投稿に対し約22万5千NZドルの賠償命令。中共の越境的な言論圧力と民主主義の課題が浮かび上がった