政府は13日の閣議において、フランスのマクロン大統領および同夫人を、3月31日から4月2日まで「公式実務訪問賓客」として接遇することを了解した。同日午前の記者会見にて、木原稔官房長官が発表した。
滞在中、両陛下はマクロン大統領夫妻と御会見になるほか、御昼餐(ごちゅうさん)にお招きになる予定である。また、高市首相とマクロン大統領による首脳会談が行われ、その後ワーキングディナーが実施される。両首脳は、昨年南アフリカで開催されたG20(主要20か国・地域)首脳会議の際にも会談を行っている。
日本とフランスは、基本的価値や原則を共有する「特別なパートナー」と位置づけられており、木原官房長官は今回の訪日を通じて両国の友好・協力関係が一段と深まることへの期待を表明した。
今回の訪日は、東アジアの外交関係が複雑に交錯する中で行われる。昨年11月に高市首相が台湾有事を巡り、日本が集団的自衛権を行使できる「存立危機事態」に該当し得る具体例(戦艦を使った武力行使など)に言及したことで日中関係が悪化する中での来日となる。一方で、マクロン大統領は昨年12月に中国を訪問している。
なお、マクロン大統領は4月2日の離日後、韓国大統領府の発表によれば李在明(イ・ジェミョン)大統領の招待により4月2日から3日にかけて韓国を国賓として訪問する予定である。マクロン氏の訪韓は、2017年の大統領就任以降で初となる。
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