カナダ外相、ファーウェイCFOの身柄引き渡し停止案を否定
[オタワ 13日 ロイター] – カナダのフリーランド外相は13日、カナダ政府が中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]の孟晩舟最高財務責任者(CFO)の米国への身柄引き渡しを停止する案について否定した。
カナダ紙グローブ・アンド・メール紙はこの日、カナダ政府が孟氏の身柄引き渡しを停止し、それによって中国政府との関係を改善させるという案をクレティエン元首相が提案したと報じた。
フリーランド外相はワシントンでの記者会見で「孟氏に関して政治的干渉はない。それが身柄引き渡し要求の正しい道筋だ」と指摘。「外的圧力に応じて身柄引き渡し条約履行に関する姿勢を変化させることは、カナダにとって非常に危険な前例になる」と述べた。
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。
高市早苗首相の台湾有事に関する発言を受け、日中関係の緊張が一段と高まる中、17日、台湾の頼清徳総統は中国共産党政府に対して「地域の平和と安定を乱すトラブルメーカーになるべきではない」と強く訴えた