プーチン・トランプ両氏、大阪で28日に会談へ

[モスクワ/ワシントン 26日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)側近は26日、プーチン大統領と米国のトランプ大統領が20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)大阪開催に合わせて28日に1時間会談すると明言した。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、戦略的安定やシリア、ベネズエラ、イランなどの地域対立が議題となりそうだと説明した。クレムリンの会談用資料によると、双方が離脱の可能性をちらつかせた軍縮協定も話し合われるという。

ウシャコフ補佐官はまた、プーチン大統領がG20期間中、複数回公の場で発言する予定で、「国際金融システムの不均衡や貿易摩擦激化に関する問題」を取り上げる見通しを示した。

さまざまな紛争の解決や世界貿易・経済問題対話を行うための共通プラットフォームとして、世界貿易機関(WTO)の役割を強化することについても見解を示すとしている。

トランプ大統領は先週、G20サミットでプーチン大統領と会談する方針だと述べた。米側は現時点で、会談日程を確認していない。

*内容を追加しました。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。