プーチン・トランプ両氏、大阪で28日に会談へ

2019/06/27
更新: 2019/06/27

[モスクワ/ワシントン 26日 ロイター] – ロシア大統領府(クレムリン)側近は26日、プーチン大統領と米国のトランプ大統領が20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)大阪開催に合わせて28日に1時間会談すると明言した。

ロシアのウシャコフ大統領補佐官は、戦略的安定やシリア、ベネズエラ、イランなどの地域対立が議題となりそうだと説明した。クレムリンの会談用資料によると、双方が離脱の可能性をちらつかせた軍縮協定も話し合われるという。

ウシャコフ補佐官はまた、プーチン大統領がG20期間中、複数回公の場で発言する予定で、「国際金融システムの不均衡や貿易摩擦激化に関する問題」を取り上げる見通しを示した。

さまざまな紛争の解決や世界貿易・経済問題対話を行うための共通プラットフォームとして、世界貿易機関(WTO)の役割を強化することについても見解を示すとしている。

トランプ大統領は先週、G20サミットでプーチン大統領と会談する方針だと述べた。米側は現時点で、会談日程を確認していない。

*内容を追加しました。

Reuters
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