中国の18年輸出支援は1300億ドル、他国を傑出=米輸出入銀報告

[ワシントン 28日 ロイター] – 米輸出入銀行は28日に議会に提出した競争に関する年次報告書で、中国政府による輸出支援について、2018年は1300億ドルと他の国を大幅に上回っていたとの見解を示した。

輸出入銀は報告書で「中国は輸出と通商に関する支援について他の国を傑出している」とし、輸出支援に政府全体として取り組んでいると指摘した。

これに対し、輸出入銀は約4年ぶりに完全な融資能力を回復したばかり。完全な融資能力を持っていた直近の年度である14年度は、275億ドルの輸出に対し205億ドルの支援を提供した。直近の年次報告によると、18年9月までの年度は68億ドルの輸出に対し33億ドルの支援を提供した。

▶ 続きを読む
関連記事
選挙前日の6日、中国共産党政権の出先機関である「中央政府駐香港連絡弁公室」は、一部の海外メディア関係者を呼び出し、香港の法律を順守し「レッドライン」に触れるような報道を避けるよう圧力をかけた。
現在、ネットワーク機器大手のTP-Linkが米連邦取引委員会(FTC)をはじめ複数の政府機関から調査を受けている。調査は、同社が昨年の組織再編後に中国共産党との関係を意図的に希薄化して見せ、企業イメージを米国企業として誤認させた可能性があるとの指摘を受けたもの。
香港の大火災を悼む掲示が大学で封鎖され、学生会は事実上の解散扱いに。追悼すら囲われる沈黙の圧力が、いま大学キャンパスにも広がっている。
マクロン大統領は訪中で、中共が対EU貿易黒字を是正しなければ、EUは関税引き上げなどの強硬措置を取らざるを得ないと警告。中国製品の欧州市場流入が産業を圧迫していると強調した
「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は11月8日「ブリュッセル声明」を発表。その中には臓器収奪を防止するための国際基準を定めた立法意思に関する声明も含まれている。