米、北朝鮮と前向きなやり取り 協議再開は未定=トランプ氏

[ワシントン 22日 ロイター] – トランプ米大統領は22日、このほど北朝鮮との間で非常に前向きなやり取りがあったが、同国の核開発計画停止に向けた協議再開のめどはまだ立っていないと明らかにした。

トランプ大統領は、協議再開の日程は決まったかとの記者団の質問に対し、「決まっていない。われわれはただ良好な関係にあるだけだが、おそらく彼らは会いたがっている。様子を見守りたい」と語った。

さらに「北朝鮮とは最近ちょっとしたやり取りがあり、とても前向きな内容だった。核実験やミサイル実験は行われていない。彼らの用意が整えば、われわれも用意はできている」とした。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とのやり取りだったのかとの問いに対しては答えなかった。

北朝鮮外務省は16日、韓国との合同軍事演習を行わないという約束を米国は守らないようだと批判し、北朝鮮の非核化に向けた協議がリスクにさらされていると指摘。これに対し、ポンペオ米国務長官は、米韓合同軍事演習はトランプ米大統領と金正恩委員長との合意に反するとした北朝鮮外務省の主張を否定した。

*内容を追加しました。

関連記事
  イギリス政府は、中国共産党のスパイ活動に対する懸念から、2025年4月までに国内の重要施設からす […]
極真会館の長谷川道場出身、纐纈卓真氏にインタビューした。その強さの秘密を聞いてみた。また、インタビューの間に空手についての情報を挿入してゆく。
元米国務長官マイク・ポンペオの中国政策上級顧問、シンクタンク、ハドソン研究所の中国分析センター所長である余茂春氏は、「中国共産党の最大の弱点は人権」とし、「米国が中国との関係で優位に立つためには、この点を狙わなければならない」と明らかにした。「人権問題は中国と米国の関係、さらに中国と他のすべての国の関係に大きな影響を与えるだろう」と強調した。
4月24日、米宇宙コマンド司令官スティーブン・ホワイティング大将が日本を訪れ、中国の宇宙軍事力の異常な増強に対して警告を発した。ホワイティング司令官は木原防衛相、統合幕僚監部議長、航空自衛隊長や航空宇宙事業本部長等の要人と対話し、宇宙領域における日米同盟のさらなる強化に向けた協力を確認した。
鬼木誠防衛副大臣は29日、フィリピンを訪問し、同国のテオドロ国防相と会談した。日本がフィリピンに供与する移動式警戒管制レーダー2基目の引き渡し式典にも出席した。東アジア地域における中国共産党の拡張に対して連携して抑止を図る。