米、北朝鮮ミサイル発射を注視 ICBM発射ないと理解=ボルトン氏

[ワシントン 6日 ロイター] – 米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は6日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射は行わないとの理解を共有しているとし、米国は北朝鮮によるミサイル発射実験を注意深く見守っていると述べた。

北朝鮮を巡っては韓国軍合同参謀本部が6日、北朝鮮が南西部の黄海南道付近から海に向けて2発の飛翔体を発射したと明らかにしている。

ペルーの首都リマを訪問中のボルトン補佐官はフォックス・ニュース・チャンネルに対し、北朝鮮による過去2週間のミサイル発射実験について「ミサイルを完全稼動状態にするための一連の発射実験のようにみえる」と述べた。

その上で「弾道ミサイルのようにみえる。トランプ大統領と北朝鮮の金委員長は射程距離が長い大陸間弾道ミサイルの発射は行わないとの理解を持っている。大統領は極めて注意深く見守っている」と述べた。

関連記事
米国連邦大法院で、ドナルド・トランプ前大統領に対して一定レベルの免責特権は適用可能かもしれないという前向きな解釈が出た。これは、任期中に適用された容疑に関して「絶対的な免責特権」を要求していたトランプ側の主張に対して懐疑的だった従来の立場から少し緩和されたものだ。
北米全土の大学生の間で、ハマスへの支持とパレスチナ人の幸福への懸念が急激に高まっている。ほとんどの学生にとって、それは地球の裏側にいる人々と密接なつながりがあるからではない。学業をなげうってまで過激主義に傾倒するのはなぜだろうか。
中国で保守国家秘密法改正案が5月1日から施行される。台湾で中国本土・香港及びマカオに関する業務を担当する大陸委員会(陸委会)は、中国渡航の必要性について慎重に考えるよう呼びかけている。
  オランダの総合情報保安局(AIVD)は、中国共産党によるスパイ活動が、オランダおよび国際社会の安 […]
韓国の申源シク国防相は1日、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」への部分参加に向けた協議を行ったと明らかにした。