米、北朝鮮ミサイル発射を注視 ICBM発射ないと理解=ボルトン氏

2019/08/07
更新: 2019/08/07

[ワシントン 6日 ロイター] – 米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は6日、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射は行わないとの理解を共有しているとし、米国は北朝鮮によるミサイル発射実験を注意深く見守っていると述べた。

北朝鮮を巡っては韓国軍合同参謀本部が6日、北朝鮮が南西部の黄海南道付近から海に向けて2発の飛翔体を発射したと明らかにしている。

ペルーの首都リマを訪問中のボルトン補佐官はフォックス・ニュース・チャンネルに対し、北朝鮮による過去2週間のミサイル発射実験について「ミサイルを完全稼動状態にするための一連の発射実験のようにみえる」と述べた。

その上で「弾道ミサイルのようにみえる。トランプ大統領と北朝鮮の金委員長は射程距離が長い大陸間弾道ミサイルの発射は行わないとの理解を持っている。大統領は極めて注意深く見守っている」と述べた。

Reuters
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