コンゴ民主共和国で、エボラウイルス病の感染拡大が続いている。公式報告によると、現地で確認された感染者は1千人を超え、死者は250人を上回った。感染は3つ目の難民キャンプにも広がっている。
ロイター通信によると、コンゴで起きている今回の流行は、まれな「ブンディブギョ型」のエボラウイルス株によるものだという。現在、このウイルス株に対して承認済みの治療薬やワクチンはない。
WHOの健康緊急事態警報システム責任者、マハムード氏は「昨日、6月22日までに、感染者は1048人、死者は267人と報告されている。これは、アフリカで過去に発生したエボラ流行の中で、発生初月の感染者数としては最多だ」と述べた、
専門家は、今回の流行の発見が遅れたと指摘している。政府が5月15日に感染拡大を正式に発表する前に、ウイルスは数か月にわたり、ひそかに広がっていた可能性があるという。
公式報告によると、生後18か月の女児が6月14日に検査を受け、翌日に感染が確認された時点で死亡していた。女児は1週間以上前から発熱していたが、病状が悪化するまでエボラウイルスの検査を受けていなかった。
報告書によると、女児と接触した人は少なくとも107人に上る。その中には、家族や医療従事者、ほかの難民キャンプの住民も含まれている。
専門家は、今回の流行が2014年から2016年にかけて西アフリカで起きたエボラ流行を上回る規模になる可能性があると警告している。当時の流行では、1万1千人以上が死亡した。
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