EU・中国首脳会議、新型コロナで延期

[ブリュッセル 17日 ロイター] – 欧州連合(EU)と中国が3月末に北京で開催を予定していた首脳会議が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期になった。

欧州委員会が17日、ロイターの報道を確認した。

中国は首脳会議の具体的な日程は公表していなかったが、EU外交筋は3月30─31日の日程で合意したと明らかにしていた。

首脳会議では、中国の李克強首相と欧州委員会のフォンデアライエン委員長、欧州理事会のミシェル議長が会談する予定だった。

EUの報道官は「EUと中国は、双方が現在の新型コロナ対策に専念できるよう、EU・中国首脳会議を当面実施しないことを共同で決めた」と表明。

「情勢の正常化が始まれば、実質的な結果を出すための適切な準備作業など、日程で合意するため、双方が引き続き連絡をとる」と述べた。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]