トランプ米大統領、6月のG7首脳会議をテレビ会議で実施へ

[ワシントン 19日 ロイター] – トランプ米大統領は、ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで6月に予定していた主要7カ国(G7)首脳会議について、対面での会議を取りやめ、テレビ会議で実施する。ホワイトハウスが19日、ロイターに明らかにした。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各国で渡航禁止や入国禁止の措置が取られている。

トランプ大統領は今週、G7首脳とテレビ会議を開いており、4月、5月、6月もテレビ会議の実施を計画しているという。

G7でトランプ氏のシェルパ(首脳の補佐役)を務めるカドロー米国家経済会議(NEC)委員長も他のG7諸国のシェルパにこうした方針を伝えた。

ホワイハウスのディア報道官はロイターに対し、「各国が新型ウイルスによる保健・経済面の困難への対応にすべてのリソースを注ぐことができるよう、トランプ大統領の指示により、6月にキャンプデービッドで開催予定だったG7サミットをテレビ会議で行うことをカドロー委員長が各国シェルパに伝えた」と明らかにした。

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。