ラガルドECB総裁、大規模な債務帳消しに否定的

[パリ 9日 ロイター] – 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は9日、新型コロナウイルス危機を受けて大規模な債務の帳消しが実行される可能性に否定的な見方を示した。

総裁はラジオ「France Inter」とのインタビューで「それは私にとって全く考えられないことに思える。今は債務帳消しの質問をするのに適切な時期ではなく、われわれは経済の維持に集中している」と説明。「われわれは後で、最も効率の高い債務支払いと財政運営の手法を検討するだろう」と付け加えた。

ドラギ前ECB総裁は、企業債務の帳消しを求めている。

関連記事
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。
韓国最大の太陽光発電メーカーであるハンファ・ソリューションズ傘下のQcellsは中国江蘇省啓東市にある工場を6月30日に永久閉鎖する。