英首相、短い距離を歩行 職務復帰なお不透明 新型コロナで

[ロンドン 10日 ロイター] – 英首相官邸は10日、新型コロナウイルス感染したジョンソン首相(55)が短い距離を歩けるようになったと明らかにした。首相は9日に集中治療室(ICU)から一般病棟に移ったばかり。

ジョンソン氏は5日、高熱と咳の症状からセント・トーマス病院に入院。首相が公の場から姿を消したことで不安が走ったが、報道官によると、3日間のICUでの治療後、「一般病棟に戻り、回復の初期段階にある」という。

報道官は「首相はICUから一般病棟に移る際、看護師や医者に感謝の意を伝え、手を振ったと聞いている。病院によるとジョンソン氏は昨晩、非常に元気だった」と話した。

病状は改善したものの、ジョンソン氏が職務へ完全復帰するまでにどの程度かかるかはなお不透明だ。報道官は、ジョンソン氏は医療チームの助言に従うと話した。

首相の父親、スタンレー・ジョンソン氏はBBCラジオで「療養が必要だ。退院後、調整期間なしに官邸に戻り、手綱を握ることはできない」と語った。

不在時の職務代行を務めるラーブ外相は10日、国内で感染拡大はまだピークに達していないため、封鎖解除を判断するには時期尚早と話した。

イースター(復活祭)の祝日に当たる今週末、国民は自宅待機を要請されている。

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