北朝鮮で政治局会議、コロナ対策協議 金委員長らマスクせず

[ソウル 12日 ロイター] – 北朝鮮で11日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が主宰する党の政治局会議が開かれ、新型コロナウイルス対策の強化などが話し合われた。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が12日伝えた。

ただ、報道された写真では、金委員長を含め、どの出席者もマスクを着用せず、通常よりも間隔を空けて座る様子も見られなかった。

KCNAによると、政治局会議は新型コロナから国民の命と安全を守るための「より徹底した国家的措置」を講じる決議を採択。感染防止の緊急措置を全土で強化し、経済の活性化を進め、国防力を増強、国民生活の安定を図る、という。

KCNAは、政治局会議の議題の一部は10日に予定されていた最高人民会議(国会に相当)に送付されたものだと伝えたが、最高人民会議が予定通り開催されたか、いつに延期されたかは不明。

世界保健機関(WHO)の北朝鮮担当者によると、4月初めの時点で北朝鮮では新型コロナの検査が続けられ、500人超に隔離措置が取られているが、感染者は確認されていないとしている。

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