イランとベネズエラ、大統領が電話会談 米の制裁を非難

[13日 ロイター] – イランのロウハニ大統領は13日、ベネズエラのマドゥロ大統領と電話で会談し、両国に対する米国の制裁は不当と非難した。

米国は2018年、イランと主要国の間で2015年に結んだ核関連合意から離脱し、制裁を再開した。

イラン当局者は、米国の制裁により国内での新型コロナウイルス対策が妨げられていると主張している。

ロウハニ大統領のウェブサイトによると、大統領は「イランとベネズエラの原油生産に対する米国の残虐かつ違法な制裁は、国際的な取り決めや人道の原則に抵触する」と述べた。

大統領はまた、「われわれは、減産と価格安定の回復に向け、協力を継続する必要がある」と付け加えた。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は12日、5─6月に日量970万バレルの減産を行うことで最終合意した。これは、世界の原油供給の約10%に当たる。

*キャプションを修正しました。

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