米下院、遠隔投票を模索 新型コロナで休会長期化

[ワシントン 15日 ロイター] – 新型コロナウイルスの感染拡大の長期化で、米議会下院が議場以外の場所から投票する方法を模索し始めた。最近までペロシ下院議長やマコネル共和党上院院内総務は「遠隔投票」論に否定的な考えを示していたが、議会休会の長期化が予想され、方針転換した。

ホイヤー民主党下院院内総務は、記者との電話会見で、議会指導部に遠隔投票の定例化を望む人はいないとしたうえで「緊急時には代替策をもつべきだ」と語った。

ホイヤー氏によると、議会指導部は、遠隔投票ができるシステムのいくつかを検討中。ただ、実際に導入するためには、議会の規則の改正や与野党の合意が必要なため、すぐには実現しないと述べた。遠隔投票を可能とするための関連法の改正は議会の採決が必要で、上下院で採決をするとなれば500人を超える議員が登院しなければならない。

議会は、3月から通常の審議は行われていない。3月下旬に2兆3000億ドル規模の景気対策の採決をした際は発声投票の方式をとった。議会指導部は今週、少なくとも5月4日まで休会を延長すると決定した。

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