北朝鮮、コロナ感染確認 3月の一般向け講演で=米政府系放送局

[ソウル 18日 ロイター] – 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は17日夜、関係筋の話として、北朝鮮当局者が3月末に一般国民向けの講演で、新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されたと述べていたと報じた。

北朝鮮は、公式には国内感染者はいないとしている。

RFAによると、講演者は感染者数には言及せず、平壌、黄海南道、咸鏡北道で感染例が確認されたと述べたという。

北朝鮮はこれまでに国境警備を強化し、新型コロナの感染地域から渡航する外国人に30日間の隔離を命じているほか、3月初めには外交官らを出国させた。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は18日、北朝鮮当局は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)が抑制されるまで「国境、領空、領海の完全な封鎖に沿って、感染例が国内に持ち込まれる余地がまだ残っていないか調査」しているとした。

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