ロシア、新型コロナ感染者17.7万人に急増 世界5番目に

[モスクワ 7日 ロイター] – ロシア保健当局は7日、新型コロナウイルス感染者が過去24時間で1万1231人急増し、累計17万7160人になったと発表した。感染者数は世界で5番目に高い水準となった。

1日の感染者数としても国内で初の感染が確認されてから最多を記録した。

首都モスクワの感染者数は9万2676人と、全体の半分以上を占める。しかし、同市のソビャーニン市長は、実際の感染者数は政府発表の3倍超に当たる30万人近辺の可能性があると警鐘を鳴らす。

ロシアの新型コロナ感染症による死者は88人増え、計1625人となったが、他国と比較するとなお低水準にとどまっている。

モスクワのソビャーニン市長は、同市で実施されているウイルス感染拡大阻止に向けた制限措置を今月31日まで延長する方針を表明。一部制限は12日から緩和され、建設業など一部セクターの再開が許される。しかし、スポーツ施設やレストラン、劇場などの再開は時期尚早とした。また、12日以降、公共交通機関利用者はマスクの着用が義務付けられる。

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