米上院委、バイデン氏息子の調査で関連企業に情報求める召喚状

[ワシントン 20日 ロイター] – 米上院の国土安全保障・政府活動委員会は20日、米大統領選の野党・民主党候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領の息子ハンター・バイデン氏に関する不正疑惑調査で、関連企業に情報を求める召喚状を出すことを承認した。

採決結果は賛成8、反対6で、与党共和党の議員全員が賛成する一方、民主党議員全員が反対票を投じた。

同委員会は、ハンター氏とウクライナのエネルギー会社・ブリスマとの関係を巡る疑惑を調査している。召喚状はブリスマと取引関係にあったコンサルタント会社、ブルー・スター・ストラテジーズに情報提供を求める内容で、同委員会のロン・ジョンソン委員長(共和党)が要請した。

民主党は、トランプ大統領と共和党がバイデン氏を標的にし、トランプ氏再選の機運を高めようとしているなどと批判している。

バイデン氏の選対陣営の報道官、アンドリュー・ベイツ氏は、現在の公衆衛生・経済危機に言及し「ジョンソン上院議員は米国民の命を救うために昼夜を問わず働き続けているべきだが、代わりに大統領の職を守ろうとしている」と指摘した。

関連記事
新しく就任した米軍のインド太平洋軍司令官、パパロ上将は5月3日、ハワイで開催された司令官交代式において、中共によるインド太平洋地域への侵略と影響力の拡大を「違法であり、脅迫や挑発、欺瞞を伴う行為」と指摘した。
5月2日に開催された、米連邦議会上院軍事委員会の公聴会では、「世界の脅威」について議論され、ヘインズ総監は中共とロシアの秘密協力が政治、経済、軍事、技術の各分野に及び、特に台湾問題にも大きな影響を与えていると述べ。
ロシア当局は中国共産党と歩みを揃え、自国内で信仰への弾圧を強めている。モスクワ市トゥシンスキー地区裁判所は4日、法輪功学習者であるナタリヤ・ミネンコワ氏(46)について、2カ月間の拘留を命じた。
5月3日早朝、ロシア警察による法輪功学習者の家宅捜索が5件あった。「望ましくない組織」のために活動した疑惑で、4名が拘束された。ロシアの主要メディアが報じたが、法輪功に関して、中国共産党による誤った情報をそのまま流している。
フランスで、中国共産党の海外警察組織が反体制者を中国へ強制送還しようとする事件が発生した。 駐仏中国大使館の職 […]