一部の国は「長く困難な道のり」に直面、コロナ封じ込めで=WHO

[ジュネーブ 1日 ロイター] – 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は1日、一部の国の新型コロナウイルス対応は「断片的」となっており、あらゆる手段を講じなければ、ウイルス封じ込めで「長く困難な道のり」に直面すると警鐘を鳴らした。

テドロス事務局長は、一部の国で経済活動が再開される中、地域的な感染の再拡大は不可避と指摘。同時に「包括的なアプローチを徹底している国では感染の再拡大を阻止し、制限措置の再導入を回避できるはずだ」と述べた。

世界の新型コロナ感染者は累計1050万人を超え、死者も50万人超に達している。

また、WHOの緊急事態対応を担当するマイク・ライアン氏によると、新型コロナの発生源突き止めに向けて中国で組織された調査団に専門家2人を派遣する計画を明らかにした。

関連記事
外国人問題が解決されないまま、政府が受け入れ拡大に前向きな姿勢を示していることに対して、一石を投じるオンライン署名が行われている。半年間で7500筆もの署名を集め、署名者のコメントも2300件を上回る。
現在、法廷はトランプ前大統領に対し、4月15日にニューヨークで始まった刑事裁判について沈黙しろと命じた。これに対して一部の弁護士は、この命令が違憲であり、言論の自由の侵害であるとしている。
5月6日、フランスのマクロン大統領と欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン委員長はパリで中国共産党党首の習近平と会談し、貿易不均衡とウクライナ戦争に関する懸念を強く伝えた。
習近平のヨーロッパ訪問中、英国防省が中国共産党のハッカー集団によるサイバー攻撃を受けた。
5月3日、「世界報道自由デー」に合わせて、国境なき記者団が報告書を公開した。この報告書では、中国が世界で最も多くの記者を刑務所に送っている国であることが明らかにされている。