インドのコロナ死者が2万人突破、感染者急増に歯止め掛からず

[7日 ロイター] – インドで7日、新型コロナウイルス感染症による死者数が2万人を突破した。政府がおよそ2カ月に及んだロックダウン(都市封鎖)の緩和に動く中、感染者数が急増している。

新規の感染者・死者数はともに、3カ月ぶりの高ペースで増加しているという。

インドでは7日、新型コロナによる死者が新たに467人確認され、累計の死者数は2万0160人となった。新規感染者は2万2252人で、累計では71万9665人。インドの新型コロナ感染者数は6日にロシアを抜き、米国、ブラジルに次ぐ世界3位となった。

ただ、ロイターの集計によると、インドは1万人当たりの死者数が0.15人で、米国の3.97人、英国の6.65人と比べると低い水準にとどまっている。

保健当局者は、死者数が向こう数週間で大幅に増える可能性があるとして、警戒感を強めている。インドの新型コロナによる死者数は、米国、ブラジル、英国、イタリア、フランス、スペインに次ぐ世界7位。

関連記事
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。