チリが段階的な再開計画発表、一部で新型コロナ感染ペース鈍化

[サンティアゴ 19日 ロイター] – チリ政府当局者らは19日、一部地域で新型コロナウイルス感染のペースが落ちていることを受け、段階的なロックダウン(都市封鎖)緩和計画を発表した。

計画では、完全隔離から高度な再開まで5段階に分け、疫学上の判断基準、医療制度の対応力、感染追跡能力などを考慮して適用する。

ピニェラ大統領は計画発表に際し「過去5週間に見られた改善により、今日から新たなスタートを切ることができるようになった。この計画は段階を踏むものであり、慎重かつ賢明に、また徐々にかつ柔軟に実施していく」と説明。過去数週間に12地域で改善が見られたと付け加えた。

チリでこれまでに確認された感染者数は33万人、死者は8500人超となっており、首都を含む人口の大半が、引き続き感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)対象となっている。

政府は、首都または北部鉱山地域がいつから段階的再開に入るかは、明らかにしなかった。

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