IAEA、イランの核関連施設を査察 ウラン貯蔵量増加

[ウィーン 4日 ロイター] – 国際原子力機関(IAEA)はイランとの先週の合意の下、核物質が保管されている疑いがある2施設のうち1つを査察した。また別の報告書で、イランの低濃縮ウラン貯蔵量がさらに増加したと明らかにした。ロイターが4日、IAEAの2つの報告書を入手した。

IAEAは、査察した施設で核物質を検出するため環境試料を採取したという。報告書は、もう1つの施設について「環境試料採取のため2020年9月中に査察する。日程はイランと合意済み」とした。

別の報告書によると、イランの低濃縮ウラン貯蔵量は直近の四半期に534キロ増え2105.4キロとなった。増加幅は前期とほぼ同じ。貯蔵量は2015年のイラン核合意で定められた202.8キロの10倍以上になった。米国が18年にイラン核合意から離脱し制裁を再開して以降、イランは合意に違反している。

▶ 続きを読む
関連記事
キューバ政府は2日、囚人2010人を釈放すると発表。米国の圧力を受けた措置との見方を一貫して否定している。
インド政府は最近、デリーに設置されている中国製監視カメラ約14万台を、4月1日から段階的に交換する方針を明らかにした。
湾岸諸国が、ホルムズ海峡の安全確保に向けた国連決議案を支持した。草案は各国に「必要なあらゆる措置」を認める内容だが、ロシア、中共、フランスが反対し、安保理での採決の行方が注目されている
ホルムズ海峡の再開問題をめぐり、40か国超が参加する国際協議が行われたが、対イラン対応では温度差が鮮明となった。中共とパキスタンの共同提案も広がりを欠き、外交調整は難航している
韓国外交部は3月31日、1995年の外交文書を公開した。内容によると、北朝鮮はかつて北京に対抗するため、台湾と外交関係を樹立する可能性をほのめかしていた