米同時多発攻撃から19年、コロナ禍の中NYなどで追悼式典

[ニューヨーク 11日 ロイター] – 約3000人が犠牲になった2001年9月の米同時多発攻撃から19年を迎えた11日、各地で追悼式典が開かれ、ニューヨークの式典にはペンス副大統領のほか、大統領選の民主党候補、バイデン前副大統領らが参列した。トランプ大統領はペンシルベニア州シャンクスビルで開かれた式典に参列した。

ニューヨークの世界貿易センター(WTC)の2棟の高層ビルにハイジャックされた旅客機2機が突っ込んだ朝とは対象的に、この日のニューヨークは曇り空。新型コロナウイルス感染拡大を受け例年よりも規模が縮小された式典には、ニューヨーク州のクオモ知事や民主党のシューマー上院院内総務の姿もあった。

式典には約200人が参列。犠牲者の名前が読み上げられたほか、2棟のビルに旅客機が衝突した時刻と、ビルが崩壊した時刻に合わせて鐘が鳴らされた。夕方には崩壊した2棟のビルをかたどった光のライトアップが行われる。

追悼式典は3機目の旅客機が突っ込んだ国防総省と、4機目の旅客機が墜落したシャンクスビルでも開かれた。

トランプ大統領はシャンクスビルで「米国民を脅かすテロリストの追跡を決してやめない」と表明。バイデン氏もこの後、シャンクスビルを訪れる。

関連記事
戦争、死、破壊、大脱走はアフガニスタンにとっては日常茶飯事。カブールで起きた悲劇的な出来事の中で、ある女性記者の物語が際立っていた。バスナヤニマ・バスさんはインドのオンライン出版『Print』の記者としてカブールに派遣され、タリバンが政権を掌握する約一週間前にアフガニスタンの首都を逃亡した。エポックタイムズは独占インタビューで、バスさんはタリバンがカブール空港を占拠した数日後の逃亡を語った。
アメリカの宇宙関連の高官は、中国共産党が太平洋上空で密かに宇宙軍を強化しており、インド太平洋地域の安全保障を脅かしていると警告している
世界最大の仮想通貨取引所バイナンスの創業者で元最高経営責任者(CEO)の趙長鹏被告(47)に対し、米検察当局は23日、マネーロンダリング(資金洗浄)の罪で禁錮3年の実刑判決を求刑した。赵被告は昨年11月、反マネロン法違反の罪状を認めており、30日にワシントン州シアトルの連邦地裁で量刑が言い渡される。
全世界の若者から絶大な人気を博しているショートビデオ共有アプリTikTok。しかしアメリカでは最近、バイデン大統領がTikTokに関する新法に署名した。
中国共産党はWHOを代理人とし、米国に対する「ハサミ戦略」を始めるだろう。新たに進められているパンデミック条約がその引き金となる。