仏政府、ブリヂストンと共同で工場に投資する用意=高官

[パリ 12日 ロイター] – フランスのパニエリュナシェ経済・財務副大臣は12日、ブリヂストン<5108.T>が閉鎖を検討している仏北部ベチューンのタイヤ工場について、フランス政府は同社と共同で工場に投資する用意があると表明した。

同工場は863人を雇用しており、フランス政府は雇用の維持に向けた選択肢を検討している。

副大臣はテレビ局LCPに対し「ブリヂストンとの間でバランスを見い出せれば、資金を拠出する」と発言。

「ブリヂストンには、あらゆる選択肢を検討し、原理原則でシナリオを排除しないよう伝えている。われわれは同社と共同で工場の将来のために投資する用意がある」と述べた。

フランス政府は、近く同社の代表と協議する予定という。具体的にどのような形の投資を想定しているのかは、明らかにしなかった。

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