次期戦闘機の開発、着実に進めたい=三菱重のSJ開発凍結報道で官房長官
[東京 23日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は23日の閣議後会見で、三菱重工業<7011.T>が国産ジェット旅客機「スペースジェット(SJ)」の開発を凍結する方向で調整に入ったと伝えられたことに関連して、同社が開発主体企業として応募している次期戦闘機開発計画について「着実に進めたい」との考えを示した。
三菱重工のスペースジェット開発に関して加藤官房長官は「グループ全体の厳しい状況を考慮した適正な規模で推進し、コロナによる深刻な状況を踏まえ、スケジュールの精査は行っていると承知しているが、現時点でそれ以上のコメントは差し控えたい」と語った。
政府が2030年代に導入を目指す次期戦闘機について、三菱重工が開発主体企業に応募し、月内にも選定される見通しであることに関連しては「現在、三菱重工との間で契約に関する手続きを進めていると承知している」とした上で、「日本の航空戦闘における効果的、効率的な対処能力を確保・維持していくため、引き続き次期戦闘機の開発については着実に進めていきたい」と述べた。
関連記事
トランプ第二次政権発足後、米国は対台湾武器売却第2弾を発表し、総額は過去最高の111億540万ドル(約1兆6657億円)に達した。中国共産党の軍事的圧力が高まる中、米台の防衛協力と信頼関係の強化が改めて示された。
日本政府観光局(JNTO)が発表した最新データによると、2025年の観光シーズンにおいて、日本を訪れる観光客数 […]
日本とメルコスールは「戦略的パートナーシップ枠組み」を創設。貿易やGX分野で協力を深め、未来志向の経済関係を築く堅固な基盤を提供する。年明けには初会合を予定し、将来の経済連携に向けた議論を加速させる
米沿岸警備隊は、ベネズエラから出港した石油タンカーを拿捕した。トランプ大統領による同国への「完全封鎖」宣言後、2隻目の押収となる
日本の参議院議員・北村晴男氏は次のように述べた。日本や西側諸国では、肝臓や腎臓の移植は一般的だが、待機期間は通 […]