【紀元曙光】2020年11月11日
中国語で「好漢」という。気骨ある、男らしい男への褒め言葉である。
▼AFP通信は11日、次のように報じた。マイク・ポンペオ国務長官は10日、米大統領選後の「円滑な移行」を約束した一方で、ジョー・バイデン次期大統領の勝利は認めず、ドナルド・トランプ大統領が政権を維持するとの立場を固持した。(中略)ポンペオ長官は時折不機嫌さをあらわにしながら臨んだ記者会見で、バイデン氏側との連絡状況について問われると、「トランプ政権2期目への円滑な移行が行われる」と回答。(引用以上)
▼ポンペオ国務長官。よくぞ、おっしゃった。あなたは「好漢」である。この後の中国史のなかで、その名誉が永く称賛されるに違いない。ポンペオ長官の今回の態度表明は、ややもすればぶれそうになる中心軸を地球に突き立てる意味で、今の米国にとっても、日本にとっても、重要かつ不可欠のものであった。
▼それにしても、ポンペオ長官は「時折不機嫌さをあらわにしながら」この記者会見に臨んだという。それほど会見場の記者が投げる質問が、長官のお気に召さなかったと見える。▼さもあろう。アメリカ社会は今、重い病に罹っている。そのため、善悪正邪が逆転してしまっているのだ。この病を荒療治で治すため、トランプさんにはもう一期やってもらうしかない。他の人間の「次期大統領」は、ありえないのだ。
▼以上のことを、私たち日本人も、心から思わなければならない。米国だけのことではないのだ。とりわけ日本国内の「親中共」を、日本国民の責務として、政治家にさせてはならない。如何か。
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