桜の夕食会費、菅首相「安倍前総理に確認して答弁してきた」

[東京 25日 ロイター] – 菅義偉首相は25日午前の衆院予算委員会集中審議で、安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に主催した夕食会を巡り、当時官房長官であった菅氏や安倍氏の国会答弁が事実と異なっていたのではとの質問に対して、「捜査が行われていると報じられており、捜査機関の活動内容に関わることなので答えは控える」と述べた。答弁内容については「安倍(前)総理に確認して答弁してきた」と話した。大西健介委員(立憲)と宮本徹委員(共産)への答弁。

安倍氏は首相時代の国会答弁で夕食会の費用の一部を負担した事実を重ねて否定していたが、安倍氏側が負担していた証拠があるとして東京地検特捜部が政治資金規正法違反などに当たるか調べていると報じられている。

大西・宮本氏らはともに安倍前首相の国会証人喚問を求めた。

*内容を追加しました。

(竹本能文)

関連記事
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。
中国共産党(中共)がロシアに供給する半導体などのハイテク製品のサプライチェーンにおいて、香港が重要なリンクになっていることを示す証拠は大量にある。2022年2月24日、ロシアがウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始して以来、香港で「ロシア」を社名に含む新規登録企業が急増した。
4月29日、テキサス大学オースティン校にテントを張っていた親パレスチナ派デモ参加者を、警察当局が逮捕し始めた。
米国とフィリピンが、南シナ海で初めて肩を並べて行った共同軍事演習の最中、4月30日に中共の海警船が、同海域でフィリピンの船舶に再度危険な干渉を行(おこな)った。中共は以前から、南シナ海でフィリピンの船舶に対して干渉を繰り返し、国際社会から批判を受けている。
今年11月に迫る米大統領選で勝利した場合、トランプ氏は数百万人の不法移民の強制送還や中国製品の関税強化、議会議事堂事件で起訴された人々の恩赦を行うと米誌タイムのインタビューで語った。