【紀元曙光】2021年1月9日

「米国の民主主義の歴史に汚点を残した」と他メディアは非難する。
▼各紙各局、目に見える部分だけを取り上げ、口をそろえてトランプ大統領を批判する。率直に言うが、それら他メディアは分かっていない。現地時間6日、トランプ支持の集会に参加した群衆の一部が「暴徒化」し、米国連邦議会議事堂に侵入。そこで複数の犠牲者が出たことは誠に痛ましく、もちろんあってはならないことだ。
▼しかし、中国や香港での過去の例(私服警官が反日デモを煽っていた等)を見ると、暴徒が「仕込み」であった可能性も現段階では否定できないだろう。トランプ大統領はスピーチの最後に「議会に向かって進もう」とは言ったが、それは今回の選挙結果に異議申し立てをする共和党議員を、建物の外から応援するためである。「ガラスを割って乱入しろ」などと煽ってはいないのだ。
▼話を冒頭に戻す。確かに、米国の民主主義の歴史に「汚点」を残した。しかし、その汚点とは、この選挙に「想像を絶するほど巨大な不正があったこと」に他ならない。米国の大統領選挙がハイジャックされた旅客機のように乗っ取られていた。その凶悪犯に敢然と立ち向かったのが、勇者ドナルド・トランプだった。
▼称賛されて当然の英雄であろう。ところが、なんとトランプ大統領は「権力にしがみついて敗北を認めず、暴徒を扇動した」という、とんでもない濡れ衣を着せられている。
▼中共の機関紙「人民日報」および中共傘下のメディアは「仇敵トランプが敗れた」と狂喜乱舞している。これが何を意味するか、他メディアにも想像されたい。