新型コロナ血漿療法、重症患者の募集中止 効果見られず

[ロンドン 11日 ロイター] – 新型コロナウイルス感染後に回復した人の血漿を調整して患者に投与する「回復期血漿療法」に関する国際的な臨床試験で、集中治療室(ICU)での治療を必要とする重症患者の募集が中止された。研究チームが11日発表した。900人以上の重症患者を対象とした初期試験で症状の改善が見られなかったためという。

初期試験では、血漿療法によって死亡率が低下したり、ICUで治療期間が短縮されたりする割合が2.2%と非常に低かった。

試験を実施しているラバル大学(カナダ)のアレクシス・タージオン教授は「血漿療法によってICUで治療中の重症患者に症状の改善が見られない理由はまだ不明だ。ただ、肺障害が進行しているため回復期血漿では効果がないのかもしれない」と述べた。

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