英国、CPTPP参加を近く申請へ=トラス貿易相

[ロンドン 20日 ロイター] – 英国のトラス国際貿易相は20日、日本などが加盟する自由貿易協定「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」への参加を近く申請する考えを示した。

英国は欧州連合(EU)離脱後、世界各国と新たな貿易協定締結を目指している。特にCPTPPについては、モノやサービスの輸出にとって大きな収益が期待できる成長市場とみており、参加に積極的な姿勢を示している。

トラス貿易相は会合でCPTPPについて「世界で最もダイナミックな貿易圏の1つ」とし「参加するための正式な申請書を近く提出する」と表明した。

CPTPPは、日本のほか、オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナムが加盟しており、大半の関税撤廃を柱とする貿易協定。

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