五輪組織委会長の後任、正式な手続きに則って判断=官房長官

[東京 12日 ロイター] – 加藤勝信官房長官は12日午後の会見で、女性蔑視発言の責任を取って同日に辞任を表明した森喜朗・東京五輪パラリンピック組織委会長の後任人事は、正式な手続きに則って判断されるとの見解を示した。

政府が後任人事について意見を述べたとの報道に関しては「(同組織委は)公益財団法人として、独立した組織であり、正式な手続きに則って判断される」と述べ、その際には「透明性のある手続きで行われる」と語った。

今後、政府が後任人事で意見を述べるのかとの質問に対しても、同組織委は独立した組織であり、そのルールに従って決められると繰り返し、一部報道に対する具体的なコメントは避けた。

一方、米ファイザーからの新型コロナウイルス向けワクチンの空輸に関しては、到着時刻、数量などについては政府としてコメントしないと述べた。

(田巻一彦)

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