経営学を最新事例によって学ぶロングセラータイトル『1からの経営学』第3版が刊行

2006年に初版、2012年に第2版を刊行した『1からの経営学』(加護野忠男・吉村典久編著)は、経営学の入門書として多くの大学生、社会人の学びを支えてきた。今回、さらなる改訂を行い、第3版を刊行した。

現代社会を支える重要な存在であるのが「企業」あるいは「会社」だ。第3版でも、これの基本的な性格やその運営のあり方を考える。それを通じて、企業活動に関心を持ち、くわえて経営学の基礎を学び、さらなる学習につなげていくことが狙いだ。初版の刊行以来、これが執筆者全員に一貫する願いだという。

入門書ゆえ、章構成自体はオーソドックスなままで、変更はない。ただし、世の中の変化や経営学研究の進展に合わせて本文、事例、コラムに加筆、修正を行っている。本文については、変化に伴う内容の修正を行っている。特に、第2版の刊行以降、さらに注目を浴びるようになっている病院組織の経営に関わる章では、事例の入れ替えと、大幅な書き換えを行っている。また一部の事例については入れ替えを行い、継続している事例についても情報をアップデートしている。

また近年、大学教育の場では、講義の予習・復習を行うことが学生に求められるようになっている。それに対応するため予習用・復習用に分けて、章末の設問(「考えてみよう?」)を加筆、修正をしたという。

編者紹介

加護野忠男(かごの ただお)

神戸大学社会システムイノベーションセンター特命教授

 

吉村典久(よしむら のりひさ)

大阪市立大学大学院経営学研究科教授、和歌山大学名誉教授

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