【医学古今】 便秘に効く鍼灸治療
長期にわたり便秘に悩まされている人は少なくありません。現在使われている便秘薬は、市販の漢方薬を含めて寒性のもの(熱を抑える作用がある)が多く、使用し続ければ、体を冷やし、胃腸機能がますます弱くなる可能性があります。また、便秘薬は一時的に便を通すだけで、根本的な解決方法ではありません。便秘体質を改善するには、鍼灸治療がお勧めです。
鍼灸治療の場合、体質によって使うツボが違います。長期に下剤を使用し、体が冷えて胃腸機能が弱くなっている人の場合、神闕(しんけつ)、大敦(だいとん)、照海(しょうかい)などのツボにお灸をすれば、割合良い効果が得られます。
神闕とは、つまり臍(へそ)です。臍の中に塩を入れてその上に豆粒ぐらいのもぐさを載せ、周りが温かくなるまで繰り返しお灸をします。1日1回か、1日おきでも良いでしょう。
関連記事
オメガ3は「とりあえず体に良い」で済ませていませんか?脳や骨には有望でも、心臓への効果はなお不確実です。魚とサプリの違い、取り方の落とし穴を整理します。
最近、子どもがよくお腹を痛がる、眠れない、いつも不安そう——それは「心が弱い」のではなく、限界のサインかもしれません。十代の不安とうつが増えている背景を整理します。
体調管理に、自然のビタミンをひとさじ。ビタミンC・Eが豊富なローズヒップの魅力と、毎日に取り入れやすいおいしいお茶の作り方を紹介します。季節を味方にする、やさしい健康習慣のヒントが詰まった一編です。
人にどう思われるかが気になって、本音を飲み込んでいませんか?それは性格ではなく「脳の仕組み」が関係しています。振り回されないための考え方があります。
認知症は早めのケアで進行をゆるやかにできる可能性があります。中医学の視点から、日常に取り入れやすい養生スープと頭・耳のセルフマッサージを紹介。食事と習慣で脳を守る具体策が分かります。