NZ、豪州からの「隔離なし」入国開始日を4月6日めどに発表=首相

[ウェリントン 22日 ロイター] – ニュージーランドのアーダーン首相は22日、オーストラリアから隔離措置なしで渡航者を受け入れ始める日について4月6日をめどに発表すると明らかにした。

オーストラリアや国内の経済界から、オーストラリアからの入国制限解除を求める声が強まる中、アーダーン首相は会見で、近隣諸国への国境開放は優先課題だが、まず複数の懸念を解消する必要があると説明。「国民は新型コロナウイルスへの対応と同様に、政府が慎重に手続きを進めることを望んでいる」と述べた。

首相は、接触追跡システムや管理された隔離施設など、政府がオーストラリアへの国境開放を承認するにあたり必要な条件を示した。

ニュージーランドとオーストラリアはともに、新型コロナウイルスの封じ込めにおおむね成功している。

オーストラリアの大半の州は昨年10月以降、短期間の中断はあったものの、ニュージーランドからの「隔離なし」渡航を認めている。一方、ニュージーランドはオーストラリアからの入国制限を解除していない。

アーダーン首相は適切なシステムの整備なしに国境を開放することはさらなるロックダウンにつながり、国内の観光業をリスクにさらしかねないと語った。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。