英HSBCとアジア開発銀、ワクチン供給支援へ3億ドル提供

[ロンドン 9日 ロイター] – 英金融大手HSBCとアジア開発銀行(ADB)は9日、アジアの新型コロナウイルスワクチン関連サプライチェーン(供給網)の生産能力拡大を支援するため、総額3億ドルの資金を提供すると発表した。

HSBCは、ADBのソブリン信用格付けを利用することで、HSBCのような民間セクターの金融機関にとってワクチンの複雑なサプライチェーンに関連する企業への融資がより容易になると指摘。

同社の幹部、Surath Sengupta氏は「現在、ワクチンの需要は供給をはるかに上回っており、課題の1つは供給・流通網の形成だ。これには多くの流動性が必要になる」と述べた。

同氏によると、資金は貿易融資やインボイスファイナンスなどを通じて提供する。

新型コロナワクチンを巡っては供給が限られる一方、需要が急増しており、各国政府が競って確保を急ぐ中、アジアでは国によって接種状況に大きなばらつきが見られている。

関連記事
4月29日、最高裁は億万長者の起業家、イーロン・マスク氏の米証券取引委員会(SEC)との合意に対する異議申し立てを却下した。この合意は、法的監視機関がマスク氏のソーシャルメディアへの投稿を審査することを需めるものだ。
カナダの中国系教授が、中共が推進する先端技術と知的財産の窃取を目的とする「千人計画」に関わっており、これがカナダの国家安全にとって脅威になっている。
とんでもないおふざけと残酷なディストピアを力づくで押し付けようとする単一の方針が、これほど急速に地球全体を支配したことはない。2020年、コロナウイルスを封じ込めようとする無益な試みによって、これは起こった。
5月27日、世界保健機関(WHO)は年次世界保健総会(WHA)を開催する。アントニー・ブリンケン米国務長官は5月1日(水)、台湾にオブザーバーとして会議に参加するよう強く求めた。
4月23日、チェコ下院議会で法輪功迫害に関する公聴会が開かれた。プラツニク保健副外相は「法輪功学習者に対する臓器収奪は我が国だけでなく、世界中の議会で非難されている。到底容認できない行為だ」と強く述べた。