フィリピン軍が反乱軍司令官を殺害、最後の人質を救出

フィリピン軍は、長年にわたる身代金目的の誘拐で非難されていたアブ・サヤフの司令官を殺害し、2021年3月下旬にインドネシア人の人質4人のうちの最後の1人を救出したと述べた。

フィリピン海兵隊との銃撃戦でアマジャン・サヒドフアン(Amajan Sahidjuan)司令官は負傷し、その後最南端のタウイ県のカルパグ島において出血多量で死亡した。他の戦闘員2人はインドネシア人の4人の人質の最後の1人を連れて逃げていたが、軍は彼を救出したと地域軍司令官のコルレート・ビンルアン・ジュニア(Corleto Vinluan Jr.)少将は述べた。

その数日前にタウィタウィの南ウビアンの海岸沿いで警察が3人のインドネシア人男性の人質を救出し、アブサヤフの誘拐犯の1人を逮捕した。 軍によると、サヒドフアン司令官が率いるアブ・サヤフの戦闘員は、近接するスールー州での襲撃からの逃走中に彼らの乗ったスピードボートが大きな波に打ち付けられ、転覆した。

▶ 続きを読む
関連記事
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子が米国への投資を1兆ドルに拡大。トランプ大統領との会談で両国の戦略的協力や中東安定の行方が注目されている。
サウジのムハンマド・ビン・サルマン王太子がホワイトハウスを訪問。米サウジ関係の転換点となる防衛・外交・AI・中東和平の議論が交わされる。
ドイツで17日、少年時代のヨハン・ゼバスティアン・バッハが作曲した二つのオルガン曲が公開された。長らく所在不明だった作品の披露に、文化相は「音楽界にとって偉大な瞬間」と称賛した
国連安保理は米国案のガザ和平計画を支持し、国際治安維持部隊の派遣権限を承認。パレスチナ国家樹立にも言及
アメリカのトランプ大統領は11月14日、イギリス放送協会(BBC)を今週中にも提訴し、損害賠償を求める可能性があると記者団に語った。